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山陰の古事記謎解き旅ガイド

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鳥取市から出雲市にかけての約170kmの地域には、古事記上巻(かみつまき)に記された 「天地の初めから国譲り」の舞台と、古事記で語られた物語の「その後」を伝承として残す地が点在します。
また、当地方最高峰の大山は、大国主が日本最初の国見をしたことから日本始まりの地と伝えられています。

1300年以上連綿と伝えられてきた伝承の地を、ご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

《内容紹介》
謎が多く、解釈に対して様々な物議を醸している古事記。
もとより、読みにくく、とっつきにくい書物と思っていた方も多いのではないでしょうか。
このガイドブックは、歴史や史跡めぐりや古い書物が大好きで仕方がないという方のみでなく、古事記なんて読んだこともない、鳥取県・島根県ってどこ?という方にも楽しく読んで、行ってみたいと思って頂けるように古事記を現代語訳し、写真やアクセスMAPをふんだんに盛り込んだ、明るく楽しいものとなっております。

研究会の代表自らすべての現地に足を運び、写真を撮り、宮司さんや氏子さん、地元の方々にその地方の伝承や神社の御神徳などいろいろなお話を聞いてきました。

それらを交えながら、古事記の内容に合わせた神社の説明や地図を1冊にまとめたのがこのガイドブックなのです。

そして、それぞれの神社の紹介の後にその神社の朱印を頂けるように白紙のページもつけております。

全部の神社の朱印を集め、ご自分だけのガイドブックを作ってみるのも楽しいと思います。

《著者より挨拶》

山陰の人々は、伝承として『スサノヲのオロチ退治』や『因幡の白兎』のお話を聞いてはいます。
しかしこの二つのお話が、古事記の中でつながっていることを知る人は少ないようです。
また、スサノヲの産まれた地や育った地と伝えられる場所が今もそのまま残されていることを知る人は、地元の山陰ですらごくわずかです。

多くの書物に、スサノヲ誕生の地は『平田町の宇美神社』と書かれています。
あるきっかけからそこへ行ってみようと思い立ったのが、平成17年の秋です。
現地に行きましたが、どう見てもスサノヲが生まれた場所とは考えられません。
そこで宮司さんに尋ねましたところ、「あなたの捜している宇美神社はここではない。島根半島の日本海側にある、塩津の石上神社の旧名が宇美神社です」との返事でした。

塩津に行って知ったのですが、島根半島の内海側と日本海側は、全くの別世界です。
半島の南北を結ぶトンネルを越えた時、そこに広がる光景から「スサノヲが生まれるのに相応しい場所だ」との感じを受けました。
そこから石上神社までの十数分「期待を裏切らない神社であって欲しい」と念じつつ車を走らせました。

塩津港を望む小高い崖下に、白壁作りの小さな神社がありました。
その神社を見た瞬間「ここだ!」と納得しました。

神社のすぐ近くに氏子総代の方が住んでいると聞き、訪ねました。
「ここでスサノヲが生まれたと聞いてきたのですが・・・」
恐る恐る尋ねた私に返ってきたのは
「うん、ここで生まれた」
と、つい最近見たような返事です。
「生まれたあとのことは分かりますか?」
「山の向こうの、唐川で育った」

この会話から『スサノヲの足跡探し』が始まったのです。
スサノヲを追いかければ、当然の流れとして大国主へつながります。

山陰は言うまでもなく山陽・九州をも訪ねることとなり、5年間で8000kmを走り回りました。
それぞれの地で聞いた話と由緒・縁起、そして古事記・日本書紀・出雲風土記その他の書物を総合して出てきた私達の結論が『山陰には、大和朝廷の前に近畿以西を統合した王国があった』です。

これを証明するものの一つが『古事記』なのですが、その展開をたどって行きますと、イザナミが亡くなったところから山陰地方が舞台として登場します。

その後大国主の国譲りまでの間に、舞台は鳥取市から出雲市までの170kmに及ぶ地域へと広がります。その全てを紹介するのが『山陰の古事記謎解き旅ガイド』なのです。

古事記の謎解きは、出雲王国の謎解きでもあるのです。

是非このガイドブックを手に山陰で古代のロマンを感じて下さい。

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